長年の懸案だったウェブサイトを遂に完成させました。(切羽詰まって作り始めたきっかけについては別ポストで)ブログは苦手意識から遠ざけていましたが, 織り、ブックバインディングの事をもっと知ってもらいたいと思い、意を決して開始する事にしました。元々怠け者なので頻繁にポストすることは無いと思うの で忘れた頃に立ち寄ってください。英語もそのうち,,,。
さて、初ポストは今まで作った本の中で最大級のスケッチブックの話しです。日本ととても強い繋がりを持つモービルの友達から何年も前に貰ったいせ辰の仙台駄菓子の千代紙。石橋幸作筆となっています。誰なんだろうと思ったら、駄菓子のことも含めて詳しく調べている方がいらっしゃいましたので,是非詳細をそちらで読んで下さい。
色も図柄も眺めているだけで楽しくなってしまいますが、25x36センチの紙を本にするなんて考えられず、かといって紙を半分に切るなんてもってのほか!と言う事で使う当ても無く長い間その他の紙達と一緒に眠っていてもらいました。
そして遂に60種類の駄菓子達が日の目を見る日がやって来ました。本作り仲間でソールメートでもあるMから来年にブックショー をしよう,と言う話しがあり、早速紙の物色に出かけると今まで見た事も無い巨大な紙がクリアランスコーナーに出ていました。紙質も重量感もいせ辰の千代紙 を使った大型のスケッチブックにぴったり!そこからは何時もの本作りと同じ、デザイン,綴じのテクニック,ブッククロス,麻糸の色、見返し用紙をどうしよ う、とワクワクルンルンの始まり始まり。